フレンチパラドックスの謎をポリフェノールが!

フレンチパラドックス(フランス人の矛盾)の謎をポリフェノールが解明しました。

フランス人は肉食が中心で、バターやチーズなども多く摂り、動物性脂肪(不飽和脂肪酸)の摂取が多いことで有名です。

このような食事を続ければ、動脈硬化から虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)による死亡率が高まることは当然です。

しかし、現実にはフランスでは、同じように動物性脂肪を良く摂るデンマークやドイツに比べ心臓病による死亡率が低いことがデータにより明らかになっています。

ヨーロッパ全体で比べても、フランスの心臓病による死亡率は最低レベルなのです。


この現象は「フレンチパラドックス(フランス人の矛盾)」と呼ばれ、その原因が赤ワインにあることは有名なお話です。

フランス人は抗酸化力の強いポリフェノールを多く含む赤ワインをよく飲むことで、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が活性酸素によって酸化され、動脈硬化の原因となる酸化LDLコレステロール、いわば超悪玉コレステロールに変わるのを防いでいると考えられているのです。


そして、この赤ワインよりもはるかに豊富なポリフェノールを含むのがフラバンジェノール®です。

フラバンジェノール®は、ポリフェノールの中でも抗酸化力が極めて強力なOPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)というフラボノイドの一種を主成分としていることから、強力な抗酸化作用があります。

その意味では、当然、フラバンジェノール®は動脈硬化から虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の予防に効果があります。